みなさん、スタァライトされましたか?アニメ版スタァライトされたでしょうか。劇場版スタァライトはされましたか?私は再演が止まらず、大場ななさんになりそうです。決してだれにも邪魔はさせない…
Twitterフォローしてくださっている方なんかは、ここ最近の私が大分スタァライトにやられている様子はお分かりかと思いますが、劇場版を観てからというもの、かなりのリソースをスタァライトされる事態に陥っており、今後しばらく続く見通しとなっています。
今回考えたことを残しておこうと思ったことは、舞台版、というより演者さんたちについてです。識者の勧めもあり、#1・#2と観させていただきましたがまぁよかったんですよ。
違う角度からの話の展開、舞台だからこそ各演者の力の入れ方。アニメで見る大胆な動きもすごかったですが、舞台版はいわば迫力が違うといった趣でして。
舞台版を観たときにはじめて、各役柄に演者さんを当てていったのかがわかるというか、声優さんがそのまま舞台をされて当たり前ですがみんなめちゃくちゃハマっているんですよ。そのハマり役という感触がアニメ版よりもさらに強い。
で、舞台版迫力がすごいよ声の張り方が違うって騒いでたら2nd Liveはアニメのレヴュー曲を全部舞台の迫力でやるぞって情報提供が来まして。
そんなん顧客(私)が一番必要としていた物じゃん!となりましたので、在庫の少ない中必死で探して何とか調達いたしました。
そうして2nd STAR LIVE Starry Desertを無事鑑賞することができたので、#1・#2・Starry Desert を観て各演者に感じたことを書いていこうかなと思います。あんまりネタバレみたいなことをするつもりはないですけど、見る予定のある人は適宜自衛していただければと思います。
・小山百代さん
この人マジの主人公の声出しますよね。一番上手なわけではないけど、一番耳を引く、よく通る声。役柄上決める場面での独唱が多いですけど、各所きっちりと決めてくるので、相当の努力をされたのだろうなということがよくわかります。
2nd Liveは前述の通りアニメのレヴュー曲を全部やるんですけど、全部やるってことは小山さんほぼ出ずっぱりなんですよね。出ずっぱりだし、歌いどおしなんですよ。
そんな中でも垂れずに歌い上げ続けた彼女のガッツには、感服するものがありました。この人ほんとの主人公だよ…
・三森すずこさん
この人も独唱がめちゃくちゃ映える。一人で歌った時の声の伸びどえらいことになってますよね。
ただそれだけじゃなくて、主人公である小山さんの声との調和がとてもいいんですよね。二人の曲じゃないですけど、RE:CREATEの夢が開くところめちゃくちゃ好きです。
縁の下の力持ちというか、この人が控えているからこそみんな安心して歌ったり踊ったりできるのかも…と思うような安定感があったと思います。振る舞いも声も姿も全部きれい。
今回はじめてwikiをみて、もともと舞台の人だったと知って驚きました。調べたらそういう人ばっかりなんだろうな…
・富田麻帆さん
この人、Twitterでも言いましたけどモノが違いますよね?気のせいかもしれないけど体付なんかも舞台の人のものに見える…
表情が大きく、喋るときは口の形をはっきりと作って、よく通る声で。天堂真矢さんが現実にいて、実際に舞台で演技をしていたらこういう風なんだろうな、という説得力を持たせるのに十分な立ち居振る舞いをされています。
で、この人なんか演技してないときとかただパーティーっぽい曲歌ってるときとか妙にかわいいんすよ。めちゃくちゃ楽しそうだし、若干隙がある感じで。落差がすごい。
そのあたりも、アニメ版で妙な隙を見せていた天堂さんとかぶる部分があり、とてもよかったです。すげぇ好きになってしまった。
・佐藤日向さん
この人は…この人こそ星見純那という声をしていらっしゃるというか。よく通るし上手なんだけど、決してトップには届かない、だけど努力をやめないみたいな声出すんですよ。
絞り出すように必死に、手を伸ばし続けるような歌声には魂を打つものがありますよね。The Star knowsの「負けられない、失敗できない」を聴くと抱きしめたくなる。
彼女自身がアイドル畑で、近くで大成したアイドルを見ていたみたいな話をどっかで見た気がするんですが、それが本当だとしたらすごいめぐりあわせを感じますね。
・岩田陽葵さん
この人、舞台でマジでバトン投げるんですよ。ちゃんと成功させるんですけど、すっげぇそわそわする。
舞台で見て印象が一番変わるのこの人じゃないかなと思っていて、舞台での馬力の出方がダンチな気がする。というより、アニメでの馬力の出しにくさが高いのかも…
恋の魔球、「小さなひかりなんてまひるになれば消えてしまう」の部分の感情デカすぎてヤバいですよね。言い回しの上手さと感情のデカさで当時もクラクラしましたし、今はもっとクラクラしてます。
・小泉萌香さん
作中ではいわば裏ボス的な役割じゃないですか。爪を隠してるけど実は実力はNo.1に匹敵もしくは凌ぐみたいな。
そういうのをしっかり感じさせる力強い歌声でしたね。「決してだれにも邪魔はさせない」の立ち上がりほんとに怖いもの。
思いもよらぬ事実ぶつけてきて騒然とさせた役回りの人ですけど、それだけじゃなくてちゃんと実力のあるキャスティングがされていて、数少なくとも抜群に存在感を残すパワーがあって大変良かったです。
・相羽あいなさん
2nd Liveの何かを観たとき、「この人体幹オバケでは…?」と思ったんですけど、何を見てそう思ったのか忘れてしましました。
元女子プロレスラーと見てほんとにびっくりした。いろんな人いるな…
そんな面が出たのか、若干雑に客席への煽りを振られたとき、「おい、みんなァ…」とクロディーヌさんらしからぬガラの悪さが出たところマジで好き。
若干フィルターかかっちゃってる気もするんだけど、マイクパフォーマンスというか客席の煽りがうまかったなーって思うことが多かったです。盛り上げ上手!
・生田輝さん
この人はほんっとーに動きがキレててかっこいい!舞台を見てすげぇ好きになってしまった人その2です。殺陣が得意の設定にたがわず、一つ一つの動きがびしっと決まっていて見ていて気持ちがよかったです。
花咲か唄の歌い出しを聴くたびに情緒が不安定になる…
一つ一つの所作に「双葉さんがいる…」と感じるような動きが多く、キャラシンクロ率の非常に高い方でした。機会があれば別の役柄も見てみたい…
Liveの最後の挨拶でめちゃくちゃいい子であることがわかり、ほんとに好きになってしまった…名挨拶だった…
・伊藤綾紗さん
この方の声、わざとでしょうけどちょっと舞台とは外れて演歌っぽい伸び方をするという感じで、スタァライトの中ではとても個性的でよかったですね。
この方も所作の一つ一つの洗練具合がすごくて、「香子さんがいる…」と感じ動きをすごくされるんですよね。かおふたを信じろ。
「心抉っていきます」の感情のデカさがすごいなと私の中で話題です。花咲か唄を聴きましょう。
ざっとですが感じてること書きました。2nd Liveほんとによかった。全力前回の各レヴューを観れたこともよかったですが、シン・Fly Me To the Starが聴けたというだけでもほんとによかった。より理解が深めることができたように感じます。
2nd Live Blu-ray、ほんとにアニメ版を観た人には見ていただきたい内容なのですが、私が手に入れようとした時点でも全然見つからなかったので、手に入れるのには時間がかかるかもしれません。
流通自体が少なくなってしまっている可能性もあるので、どうしても手に入れたい場合は早めに動かれたほうがいいのかも。私はBicCameraの通販で見つけることができました。
新品のBlu-rayをガンガン注文して、「なんかスタァライト妙に売れるな…もっと入荷したろ!!!」と販売店を誘導しましょうね。
お付き合いいただきありがとうございました。